みなさん
1月11日 ハッピーマンデーに
こんばんは!
今回は、去年の8月29日をふりかえりたいとおもいます。
そのために、そのちょっと前からの話も含めて書きますね。
8月29日は北海道旭川在住
『世界一をとった 山崎理恵』さんと共演した日だ。
なにで世界一?
それはピアノである。
理恵ちゃんのブログはこちら↓
山崎理恵ブログ|山崎 理恵 オフィシャルサイト〜車イスのピアニスト〜 http://ww
w.rie-yamazaki.name/blog/cat3/
なぜ?こんな名寄という田舎、しかも名寄の中でも端っこ中の端っこに住んでいる大
平啓朗が……世界を征したピアニストと…共演?
ざっくり言うと。
ピアノのコンサートでは聞えない人が楽しみにくいでしょ!
それじゃぁどうする?っということで。
理恵ちゃんの弾く曲、それもお客さんが知っているような曲
となりのトトロ『さんぽ』
アナト雪の女王『レットイットゴー』
坂本九さん『見上げてごらん夜の星を』
オズの魔法使い『オーバーザレインボー』
新曲 名寄の『みんなのうた』
を会場の人たちにも一緒に唄ってもらい
僕はステージにて手話で歌うっという作戦に。
それだけじゃ ん。。。っということで
ステージ上には、鍵盤と共に踊る理恵ちゃんの指たちのドアップを映すスクリーンを
配置!
これだと聞えないとか、聞えるっとか関係なく
「お〜 世界一の指は…こんなに…凄い!」ってなるよね。
理恵ちゃん曰く、こんんなんされたのは初めてだとか。
いやー しかしとにかく練習した。
普段の僕ら『∞up∞』のライヴならば
ke?(相方-田上圭太)が歌うので
例え僕の頭から歌詞が ポーンっと抜けてしまっても
圭太の歌で歌詞を思い出すことができるじゃんね?
しかーし!
この時の相方はピアノの理恵ちゃんなのだ。
会場からの歌声なんて聞こえる保証も無い!!!のだ……。
ほとんど聴いたことがないサビ以外の部分も歌詞はもちろん丸暗記。
完全に原曲と同じじゃないバージョンの曲構成の暗記。
初めて知った手話の暗記。
僕がリクエストした『オーバーザレインボー』は英語の曲なので、英訳も完全に理解
しなきゃ手話ができない…
……
寝ても覚めても覚える作業に打ち込む毎日……
そんな久々な自分に、
ちょっと酔っていた感がなかったわけじゃないんだけどね(笑)
〜
〜
本番は無事に終わった。82点の出来だった。
大いに満足、満面の笑みで理恵ちゃんとサヨナラをした。
本番で不安だったのは、時間の配分だ。
手話をするときには基本的に腕時計などはしない。
曲と曲の合間にトークをはさむ。
時計の見れない僕はこれが結構なドキドキの元になるのだ。
しゃべっていても ビックビクなのだ。
でも。
この日にむけての練習、そして世界を征した演奏との共演
あー
生きていて 幸せなこと
1つ増えたなぁ
最後に。
感心したこと、気づいたことを書こうとおもう。
理恵ちゃんは下半身麻痺なので
車いすに乗って、座って演奏をする。
僕もピアノを弾いたことがあるけど、それは、もちろん足がついている状態でだ。
ちょっと想像してみた。
あの力強い演奏を上半身でやっている……!?
そして、さらに驚くのは。
理恵ちゃんは他の人なら足で踏むペダルを
相棒とも呼べるであろうオリジナルの装置を使って操作するのだ。
その操作方法は、ホースのようなものに息を吹き込んで
反応した相棒が、代わりに ペコンっとペダルを押し下げてくれるっという
一糸乱れぬコンビネーション〜
そこで、また想像してみる。
演奏をするために身体を動かすための酸素
&相棒に送り込む息=酸素。
なのだ。
言葉がない…
こういう時
怠けている自分が よくうかぶんだよね。
気付けるタイミング
ありがたいなぁ
理恵ちゃん
またやろーねー。
<写真説明>
演奏終了後、理恵ちゃんのサイン会も終え。
ロビーで南小学校の成田先生がカシャ!
左から、大平。オレンジ色のドレス理恵ちゃん。社協のシロー。みんなのうたを一緒
に作った同級生まりちゃん。(だったはず)