三重からからの伝道師

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少しぶりの大平です
たくさんのことをお伝えしたいのですが。
1つ1ついきますね。
9月11日は、北海道の名寄市の智恵文中学校へ
この日の相方は『ばんちゃん』
皇學館大学准教授の板井正斉(いたい まさなり)さん

ばんちゃんが教えてくれたこと
手話で「いたい」←板井とは
左胸の前で右手をギュッと握り
「いってっよ〜」って顔をするんですって。

三重県から来た「ばんちゃん」は、簡単にいうと
バリアフリー観光のことをよく知っている人です。

何かしらの理由で、移動が旅行が困難な人が
どうやったら行けるか!
何が理由で行けない人がいるのか!
っと、このような事は、本でもインターネットでも学べます。
そうではなくて
ばんちゃんの武器は、いわゆる健常者でありながら
障害者とか、高齢者とかが
「どれくらい行きたいのか」
「どこにどうして行きたいのか」を
健常障害関係なく、気持ちの部分を大事にして実現にもっていこうというスタイルの
人です。

誰もが、そこそこ旅行に不安や困難があるわけで。
でも、ちょっとだけ高齢者や障碍者だとそれが多いことがある。
それは、当たり前といえば当たり前なのですが。
その不安や困難が多いから、旅行に行きたくなくなるかというと
そんなことはありません。
逆に、行きたくて行きたくて仕方がないっという人。
「今しか行けないから」っといって、凄い、たくさん旅行に出かけている人。

そうです。
ただ、「行きたい」という気持ちのある全ての人達のことを大事にしている。
それが、板井正斉さんです。
障害者・高齢者メインというわけではなく
健常者も
どうぞ!っという逆ユニバーサるな考え方なのではないでしょうか。

熱くなってしまいましたが、授業では
車椅子ユーザーの疑似体験とサポート
視覚障碍者のサポート
そして、一番盛り上がったのは
3人の生徒さん達が、それぞれリーダーになり
ばんちゃん、大平、先生達、実習中の大学生を仲間につけて。
「自分のまち」のツアーの提案をしました。

「どういう人だったら、何が大変かなぁ?:なども、生徒の気付きを大切にして。

真剣に頭を捻っている生徒さん達をみながら
「俺は、このくらいの歳の頃、どのくらいの気付きと知識があっただろうかぁ」と
お決まりのもの想いにふけ(3秒くらい)
数年前に認知症の方の旅行の相談を受け
「そうかぁ。ご夫婦でホテルに泊まっても、大浴場が別で。他人の服を着て出てきた
りして困るんだぁ」等々おもい出しもしていました。

言われてみればということが、世の中にゴロロ転がっているもんで・・・。
だからといって
言われるまで気付かないんじゃなくて
「おっそうかぁ。そういうことかぁ」っと
興味を持ったり、支店を変えながらいこうとおもいました

@補足@
本文中の『ばんちゃん』についての表現は、大平の感覚であるため、8割がた当たっ
ているとはおもいますが、残り2割が気になる。
やはり会ってみなくては解らないっと思うかたは、ぜひ、お会いしてみて下さい

<写心説明>
北海道名物「スープカレー」を食べて
再会を約束した
ばんちゃんと大平